伊勢旅行記後半は内宮です。
前半の外宮はこちらの記事から。
そして、神宮内のいろいろなことは、
「伊勢神宮(内宮・外宮)-御朱印」というページから教えていただきました。詳しすぎる!ガイドブックいらねー・・・
いよいよ内宮へ
月夜見宮を参拝し終わってもまだ午前6時30分前。内宮行きのバスは7時20分くらいだったので、一度ホテルに戻ることにしました。で、ホテルで朝風呂に入り(足を伸ばして風呂につかれるのは本当に最高!)部屋でしばし休憩。ところが、休憩しすぎてしまい、駅についたら既にバスは出てしまった後で、次のバスまでは50分近く待たなきゃならない。早い時間のうちに内宮もお参りしたかったので、ロータリーに停まってたタクシーで行くことにしました。
内宮までは2,200円くらいでした。バスだと430円なので結構な出費になっちゃったな。でもタクシーの運転手さんに伊勢うどんの話や伊勢参りの話を聞けたのでよかった。
伊勢うどんが柔らかくてあまり熱くないのは、歩いて参拝する人たちにとって、すぐに食べ終わることができるように、すぐに消化されてエネルギーになるようにあの柔らかさとぬるめの出汁なんだそう。生たまごを落としてこれでもか!とかき混ぜて食べるのがオススメとのこと。
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内宮の鳥居! |
やっと、内宮(皇大神宮)に来ることができた!外宮(豊受大神宮)も感動しましたが、やはり内宮のが感動の度合いが大きい!なんと言っても日本の神社の総本山みたいなもんですからね。
内宮の鳥居の前でタモさんが話をしてたなあ、と出る前に見返した「ブラタモリ」を思い出しながら、宇治橋に向かいます。
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宇治橋 |
このきれいな木でできた橋は、年間に600万人(だっけ?)が渡るから、架替えの前には相当木が削れてしまうそうです。昔は下駄だったから、今よりも減りの割合が大きかったそう。(ブラタモリ情報)
外宮は左側通行だったのですが、内宮は右側通行。これは少しでも神様に遠い方を歩いて参拝に向かうということから、らしいです。なるほど。
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手水舎 |
手水舎はあるのですが、ここ内宮では、手と口をすすぐ場所は別にあるのです。手水舎をすぎると最後のトイレがあるので、そこに寄ってから3分ほど歩き、ゆるやかな石段を降りていくと五十鈴川に出ます。
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清流・五十鈴川の御手洗場 |
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川底がよく見える澄んだ水 |
ここが内宮の手水舎、「御手洗場(みたらしば)」です。清流・五十鈴川で身も心も清めるのです。こんなことを書くと不謹慎かもしれませんが、ここも来たかった場所の一つ!手前にさっきの手水舎があるから、御手洗場には立ち寄らない人も多いとのこと。確かにまっすぐ奥に向かう人が多かったなあ。ここで手と口をすすぎ、いよいよ御正宮に向かいます。
御正宮から風日祈宮へ
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神楽殿。外宮のより大きい |
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御正宮 |
御正宮に到着です!写真はこの石段の下からはOKですが、石段より上は撮影禁止なのです。御正宮の外側にある外玉垣南御門の正面には外宮の御正宮同様、白い絹が掛けられており奥は見えません。風が吹くとこの白絹がめくりあがり、奥が覗けた!という人もいますが、この日はそんなこともなく。まあ、御門の脇、玉垣という板塀越しに奥は見えるんですけどね。そこからしばし、内玉垣南御門をほけーっと眺めておりました。本当に時間を忘れて眺めてました。
ちなみに、いくらか寄進をすれば、この外玉垣南御門の内側に入れてもらえるのですが、スーツなどの正装が必要なので、今回はやめておきました。
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雰囲気のある参道 |
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御稲御倉 |
後ろ髪を引かれまくりながら御正宮を後にして、天照大御神の荒御魂をお祀りしてある荒祭宮へ向かいます。途中に現れる御稲御倉(みしねのみくら)は、御正宮のミニチュア版とも言うべき建物で、唯一神明造りで建てられています。ブラタモリでもここの話してたな。この巨大な屋根の重みはすべて板壁が受けていて、柱と屋根の間には隙間があります。年数を経て板壁がヘタってくると柱に重みがかかります。そうすると板壁に隙間ができてしまうため、それを防ぐための式年遷宮という話もあるそうです。
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御稲御倉の正面入り口 |
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荒祭宮への階段 |
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荒祭宮の正面 |
荒祭宮は天照大御神の荒御魂をお祀りしてあります。したがってここでは個人的なお願いもOK。娘のこととかいろいろお願いしてきました。
この時点でまだ午前8時30分前。参拝する人は多いですが、並んだり待ったりすることはなかったです。昼間だったらきっとすごい数の参拝客が押し寄せるんだろうな。早朝参拝で正解でした。
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荒祭宮の古殿地 |
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四至神(みやのめぐりのかみ) |
荒祭宮から入り口方向に戻る途中に、石段が結界に守られている場所があります。全然知らなくて、でもなぜかパワーを感じて写真を撮っていました。ここは四至神(みやのめぐりのかみ)といい、石段だけですが境内を守っている神様で、強いパワースポットなんだそう。確かに素通りできない何かを感じました。っていうか、ここ全体がパワースポットなんですがね。
さて、いよいよ内宮も最後。風日祈宮(かざひのみのみや)へのお参りです。風日祈宮は少し離れた場所にあり、川を渡ります。かかっている橋は宇治橋に似た木製の橋です。宇治橋同様橋の両端に鳥居がありますね。ちなみに、下の橋に写っている女性、ずーっと一緒のコースでした、というより、だいたいの人がその順路で回るんですが、内宮を出た後に五十鈴川カフェの外でぼけーっと川面を見てたらそこにも登場したのでびっくりしました。
向こうは相当若い女性だったので、何も始まりませんでしたがね(笑)
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風日祈宮への橋 |
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風日祈宮を古殿地より |
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ね、登場してるでしょ? |
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風日祈宮方向より御正宮側を望む |
この後、参集殿でお茶をいただき、歩き疲れたのでビデオを少し見ながら休憩。普通はそのまま出口に向かうのですが、もう一度五十鈴川の清流が見たくて、御手洗場に再度行きました。そこでしばらく時間を過ごし、出口に向かいましたが、普通は御手洗場から帰る人なんていないので、多分すごく目立ってたと思います。
最後の宇治橋は、ゆっくりゆっくり渡って聖から俗に戻る瞬間がなるべく来なきゃいいなと思ってました。またいつか再訪したいと思います。
「内宮を出てから月讀宮参拝」の旅行記はまた明日書きます。
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今回戴いた御朱印 |