ローリング・ストーンズは昔から大好きで俺のルーツとも言うバンドだ。ストーンズからChuck Berry、Muddy Waters、Jimmy Reedなどに向かって、どんどん時代を遡って行くことになったのだから。ブルーズに出会い、ブルーズにハマった。ストーンズなくしてRobert JohnsonやBlind Lemon Jeffersonには出会わなかったと思う。その割には、数年おきにしか聴くことがない、自分とは不思議な距離感を保っているバンドでもある。
1989年に再始動した時には、まさか来日するなど夢にも思わず、友達三人でアメリカまでライブを観に行った。友達の「今見とかないと、Keithが死んじゃうぞ!」の一言が決めてだった。帰国してしばらくしたら初来日がアナウンスされた。もちろん観に行ったけどさ。
ところで、俺はストーンズの中で一番好きなのは昔からブライアン・ジョーンズである。
Lewis Brian Hopkins Jones 1942年2月28日 - 1969年7月3日 |
思うに、「不良のストーンズ」というイメージは彼がいたからついたのではないか?17歳で学校をドロップアウトして(この時には既に2児の父!)、イギリスでは珍しいブルーズ愛好家。楽器の天才で、どんな楽器でもあっという間にマスター。「Little Red Rooster」や「No Expectations」のスライドギターは本当にスゴイ!この頃で20歳ちょっとだった訳でしょ?ドラッグに溺れてストーンズをクビになり、自宅のプールで溺死。この時わずかに27歳。「Paint It Black」であのシタールがなかったら?「Under My Thumb」のマリンバの響きに驚かなかった?
ブライアンのVOXギターがカッコイイ!そしてスライド。
余談だけど、Jimi Hendrix、Jim Morrison、Janis Joplinみんな27歳で亡くなっちゃった。しかもみんな「J」がつくし。
ブライアンが編集したと言われる、モロッコの土着音楽「Pipes of Pan at Jajouka」というカセットテープを、友達からもらったことがある。今ならインディアンの音楽とかガムランとかワールドミュージックも大好きだから問題ないけど、当時は全然理解できなかったなあ。久しぶりに聴きたい!と思った時のYouTube。しっかりとあるんだね。便利な時代デス。
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